『ニーム』は日本ではインドセンダンとも呼ばれ、インドでは古くから使われている万能な薬草。殺菌、虫除けなどに使用されたり、粉末にして飲めば血液を浄化し毒素を排出することでも有名。その万能薬であるニームから作られた石鹸をご紹介。
パタンジャリで人気ソープの１つである『ニームソープ(Neem Kanti Soap)』
こちらが数多くあるパタンジャリの石鹸ソープのうち定番人気の『ニームソープ(Neem Kanti Soap)』
私はインドにいるとニームが原料のアーユルベーダコスメを良く使います。洗顔料などはニキビ予防やニキビを暖和する効果があるし、ニームソープで身体を洗っても肌は突っ張らず、特に夏場は殺菌効果でスッキリ感もありかなり重宝するんですよ。
インドのアーユルベーダコスメメーカーのうち定番人気のヒマラヤやカディなどの多くがこのニーム石鹸を作っています。それだけニームはインドでは誰もが知るとてもポピュラーな薬草なんです。
インドアーユルヴェーダ商品の中で最近急成長しているメーカー『Patanjaliパタンジャリ』
このパタンジャリという名前は、ヨガで有名な先生の名前が由来。
この髪の毛が長い怪しげなオジさんがインドで有名なヨガ指導者のババ・ラムデブ氏。このオジさんの写真を見かけたらパタンジャリのお店の目印です。インド都市部では結構な確率で見かけると思います。
コスメだけでなく、日用品や食品なども出しています。
国内産の良質なハーブを材料として作られていますが、お値段はヒマラヤよりお手頃なんですよ。
値段とサイズ展開
- サイズ 75gのみ
- お値段 15インドルピー(約26円）※2017年4月現在
成分と効果
成分はニーム、東インドで採れる多年草、ウコン、薫草、ティノスポラフォリア、アムラキ、アロエベラなど。
効果としては、殺菌効果によるニキビや体臭の予防、肌への栄養を与える。皮膚の乾燥を防ぎ、肌のざらつきを除去しなめらかな肌へ導きます。
使用感はどんな感じ？
こちらがニームソープ。
他メーカーに比べると、まず驚いたのがこの深い緑色！ヒマラヤのニームソープはこれよりも薄い色でパタンジャリのはニームの純度が高そう。
もちろん、香りも強めです。薬草のような新緑っぽい香りといえば良いでしょうか。基本パタンジャリの商品はお手頃な価格ながらも成分の純度が高いといわれています。
使用後の感想
私はこのニームソープで毎日身体を洗い、約3週間ほど持ちました。薬草っぽい香りは強いですが、持続性はありません。
殺菌効果は確かに感じられ、胸元に出ていた少しのニキビが段々小さくなっていくのは分かりました。洗い上がりはつっぱることもなく、夏場はサッパリと爽快感も。ほかにインド人の話しによると、子供の湿疹にも効果があった、体臭が和らいだとの話しも。
このニームソープのすごいところは、たった15ルピーのコストパフォーマンスの良さ！値段以上の効果は期待できます♩また夏場になったらリピートしたいと思っています。
購入場所
インドで日用品などが売っている商店、大きいショッピングモールのスーパー、インド全国にあるパタンジャリショップで手に入ります。パタンジャリショップは地方でもどんどん増加中なので、最近はとても簡単にパタンジャリの商品が手に入るようになりました。
